たなぼた

川原町

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町家の格子を抜ける光が 時を刻んでいる 



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そこには宇宙があって 
こちらは時を忘れて 碁に興じている 


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細長い町家のその向こうには路地があって 
風が抜けている 

その風が凪げば もう鵜飼の時間だ 


毎日毎日 こうして同じように違った時が刻まれて 
確かにここにいた証を 
私は心にしまい込む 




やっぱり山下純司鵜匠の言葉があって 

毎日が毎日 本当に新しいことを(鵜が)教えてくれる 
本当にすごいよ 
この鵜という鳥は 
だから1300年も続いとる 

いつの世の人もそうも宣伝もしておらんのにね 
お客さんがみんな寄ってくるということは 
直接鵜との間近な時間はないけど 
やっぱり川で交わるということに意味合いがある 
僕にはそういう風に思うとります 

中略 

こういう言葉でしゃべらせてもらってね 
本当に楽しい人生を暮らせるな 
本当にありがたい 
縁というものをやっぱり大切にせなあかんということを 
やっと分かるようになりました 

日本動物心理学会第69回大会 2010年11月10日受理 




縁ってことが 時 で 
一緒に過ごせたということが 幸せ ってことで
感謝なんだなって 
思う 


 


# by 11hiyo | 2017-06-24 21:39 | town | Comments(2)

尾張興国物語


 

犬山城は織田信長の叔父信康により築城され 
犬山城下町は江戸時代尾張の家老成瀬により整備された 
戦火を免れ往事の町並みが残されている 


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美しい町並みだった 


それ以上に案内してくれているお二人の 
ドライフルーツのケーキのような会話が美しかった 

なんというのか 会話の切り口が味わい深いんだ

楽しいってことを楽しんでる 
その姿がとてもナチュラルで 
とってもビタミンカラーなんだ 


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楽しいってことに そめられて歩いた城下町 
岐阜が好き この町が好き ここに暮らす人が好き 
好きがいっぱいつまった旅になった 


 
  


# by 11hiyo | 2017-06-23 23:24 | town | Comments(1)

いわゆる「お母さん」がすごいのは

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夕暮れが迫った長良川左岸は一面の活況である 
働いているのは男ばかりである 


その「活況」を美しいと 鳶色の瞳はいった 
全国に鵜飼は12ヵ所あるけれども 
長良川の鵜飼は尾張徳川家の庇護を受け
明治23年以降は全国唯一の宮内省の式部職となった 
宮内省の仕事になったのは 岩倉具視 の一声だった 

上は作業道具 見落としていけないのは 「棒」 

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あら~~~ 

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こうなる 
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先に出てきた山下純司鵜匠の話の続き・・・ 


それぞれの鵜に名前はない 
その代わりにすべて 手を通して理解している 
毎日の触れ合いで体調を確かめるのも 
それぞれの首に縄を結わえる時の力加減を覚えるのも手 

そしてなにより 山下さんは餌を与えることと鳥屋掃除 すなわち 
フンの始末を鵜匠自らの手でやることに意味があると話す 

いわゆる「お母さん」がすごいのは 
襁褓(おむつ)を洗った手でお勝手をやるでしょ 

だから家族は家族となり 
皆健康でいい仕事が出来るんだ 


朝日新聞 2016年8月30日 





# by 11hiyo | 2017-06-22 20:41 | town | Comments(4)

川原町

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# by 11hiyo | 2017-06-21 20:01 | town | Comments(2)

人間ちゅーもん


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鵜と鵜匠が出合う瞬間は ちょっとだけ生まれたての赤ちゃんを思わせる 

まずは人間というものをどういうもんや 
ということを知ってもらわないかん 

だから気持ちを落ち着かせて 今日からここが生きていく場所ですよ 
と教えるために 湯を沸かして 
僕が手ぬぐいでずーっと体中を洗うわけ 

そうすると気持ちがいいもんで 
じーっとしとってくれるんだわ 


朝日新聞 2016年8月30日 



こうやって人間ちゅーもんを解ってもらいながら
同時に相性の良い鵜をさがして 
海猿のバディーよろしく ずっとずっとのパートナーを決める 
外から雌雄は解らないけれど 
気のあった奴と一緒に夜は鵜籠で過ごし 
鵜飼にもペアで出かけていく 
それは
ずっとずっとずーっとのペアなんだという 

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このペアのことを「かたらい」という 
話し合うこと 
男女の契りを結ぶこと
相談すること
説いて仲間に引き入れること 
なんて意味がある 

なんだ人間と一緒じゃないか  


# by 11hiyo | 2017-06-20 21:12 | | Comments(6)