たなぼた

透明な午後



啼き騒いでいる赤いかなりあ 
もう歌は忘れたはずだったのに 
こんなくもり空の下 
過去も未来も抱きかかえて 
恋しいものの 
名を呼んでしまう 

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どこまで透明になれるだろう 
どこまで明日を信じられる 

何もないところから始めようとして 
行き着く先は一つだと 
透明な午後の吐息が 
降り注ぐ 

啼き騒いでいる赤いかなりあ 
歌は何時でも生まれてくる 

by 11hiyo | 2014-07-20 16:30 | asita