川原町
町家の格子を抜ける光が 時を刻んでいる
そこには宇宙があって
こちらは時を忘れて 碁に興じている
細長い町家のその向こうには路地があって
風が抜けている
その風が凪げば もう鵜飼の時間だ
毎日毎日 こうして同じように違った時が刻まれて
確かにここにいた証を
私は心にしまい込む
やっぱり山下純司鵜匠の言葉があって
毎日が毎日 本当に新しいことを(鵜が)教えてくれる
本当にすごいよ
この鵜という鳥は
だから1300年も続いとる
いつの世の人もそうも宣伝もしておらんのにね
お客さんがみんな寄ってくるということは
直接鵜との間近な時間はないけど
やっぱり川で交わるということに意味合いがある
僕にはそういう風に思うとります
中略
こういう言葉でしゃべらせてもらってね
本当に楽しい人生を暮らせるな
本当にありがたい
縁というものをやっぱり大切にせなあかんということを
やっと分かるようになりました
日本動物心理学会第69回大会 2010年11月10日受理
縁ってことが 時 で
一緒に過ごせたということが 幸せ ってことで
感謝なんだなって
思う
by 11hiyo
| 2017-06-24 21:39
| town
|
Comments(4)
Commented
by
budoudana-de at 2017-06-24 23:46
こんばんは。
落ち着いた色調で展開される画像にさすがだなァ~と
ここでまたひとつため息です。
鵜飼、街並みの佇まい、調度品等々日本の暮らしの中に受け継がれるそれぞれの文化に
何ともいえぬ奥ゆかしさを感じます。
ついつい、スピードと便利優先の現代で瞬間を跳びはねるような生活です。
そんな中、こうして立ち止まる余裕を持たなくてはいけないとも感じました。
落ち着いた色調で展開される画像にさすがだなァ~と
ここでまたひとつため息です。
鵜飼、街並みの佇まい、調度品等々日本の暮らしの中に受け継がれるそれぞれの文化に
何ともいえぬ奥ゆかしさを感じます。
ついつい、スピードと便利優先の現代で瞬間を跳びはねるような生活です。
そんな中、こうして立ち止まる余裕を持たなくてはいけないとも感じました。
0
Commented
at 2017-06-24 23:56
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
11hiyo at 2017-06-25 19:26
> 茜さん
おこんばんは~
ありがとうございます。
岐阜って床しい県でした。
というのかご案内いただいたお二人が文化に詳しくて
この地域にある文化をお裾分けいただきました。
心の耳を澄ますというのでしょうか。
そういう時間の大切さを感じた旅でした。
コメントありがとうございます!
おこんばんは~
ありがとうございます。
岐阜って床しい県でした。
というのかご案内いただいたお二人が文化に詳しくて
この地域にある文化をお裾分けいただきました。
心の耳を澄ますというのでしょうか。
そういう時間の大切さを感じた旅でした。
コメントありがとうございます!
Commented
by
11hiyo at 2017-06-25 19:27