たなぼた

閃光

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忘れていたことを思い出すには 
現場にもどるのが手っ取り早い 

言葉の体温 仄かな日差し  
湖を渡る光跡 
鳥の声 虫の音 風の音 
歩きながら ひとつふたつと たしかめていく 

いつだって歩いていた 
ときどき堪えきれず 
かけ足になった 

取り戻した記憶には 
過ごした時間が色を添える 
そう なんども立ち止まり 
振り返り 
やっぱり前を向こうと 
時間もたくさん 抱きしめてきた 

そして 
ないたり わらったり 

人生の選択肢は たくさんあっただろうに 
それを選んだこと 
それがよかったと 
いま 
記憶を抱きしめる 

 



by 11hiyo | 2017-10-14 23:36 | hikari | Comments(0)