冬帽
心の真ん中に 大きな木があったらいいな
みあげたら首が痛くなるような
大きい奴
春になったら幹に耳を当て
樹幹を流れる水の音を聞き
夏になったら木陰に憩う
秋になったら落ち葉を踏み
冬になったら顔をうずめてかくれんぼ
あんまり大声で笑うから
樹冠から雪の塊が落ちてくる
冬帽してるから大丈夫
えへんと その木に威張ってみる
そんな大きな木がほしい
by 11hiyo
| 2017-12-09 21:32
| 雨/雪
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