たなぼた

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ニセアカシアのしげみ

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まだ咲く前の 苞を閉じた花からむせかえるような香りがした 
アカシアの木の下は 
稲科の草がもう実を茂らせている 


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何もかもきらめいていて 
何もかも宝物のようで 
音のない世界に 
私は目をつむる 


ニセアカシアの花の下で 
誓ったのは 
しなやかに柔らかく生きること 



by 11hiyo | 2017-05-21 00:01 | sora | Comments(2)

赤外線

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光の波長に応じて 植物はその生長のスタイルを変える 
環境が役割を与える  


by 11hiyo | 2017-05-16 20:43 | sora | Comments(0)

落ちる

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地平線に落ちていく夕日を見て彼は言った 




どこまで落ちていけるか 競争しよう 


どうせまたいつもの 思いつきだと 解っていたけれど 
そうね じゃあ 地球の裏側まで 
と生返事をした 


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ばかだなあ と彼は真顔で返事をした 


落ちるんだったらな 
空に落ちるんだよ 


それで俺たち流星になって 
誰かの夢を叶えてやるんだ 



ああ あんたも十分ばかだわ 
でも私も十分ばかだわ 
これ以上どこに落ちるところがあるというの?

 



by 11hiyo | 2017-05-03 20:38 | sora | Comments(2)

曲水

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夢見がちな少女もいつか大人になって 

ある日おばあさんになるんだけれど 

そんな少女が年を重ねたおばあさんの 
やっぱり夢見がちなのは 
初々しいまでの純粋で 


あああれは枝垂れの桜のようだと 
腰をポンポン叩いているその手を優しく握って 
そっと背中をさすってあげる 





by 11hiyo | 2017-04-23 19:51 | sora | Comments(2)

太陽の季節

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いつまでか野辺に心のあくがれむ花しちらずは千世もへぬべし 

素性法師 古今和歌集


どうしてこんなに野辺に憧れるのでしょう 
花が散らなかったら千年だって憧れたまま 

なんて訳になるのでしょうか 
憧れは理想への賛辞 



 


by 11hiyo | 2017-04-18 21:16 | sora | Comments(0)

ライバル

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ほぼ同じ場所から幹を伸ばしている櫻 
絡み合いながら くねくね空を目指している  
重なり合った枝がカチコチ音を立てて 
オマエと俺はライバルだけど相棒だ 
なんて殊勝なことを言いあっている 

 

by 11hiyo | 2017-04-17 19:37 | sora | Comments(2)

夕桜

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静かな一日でした 

by 11hiyo | 2017-04-16 23:28 | sora | Comments(0)

おつかれサマー

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ようやく松本城の開花宣言 


サマーにはちょっと早いけれど 
これからの季節は駆け足 

体を大切にね 


 


by 11hiyo | 2017-04-10 20:47 | sora | Comments(0)

10

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80余の作家の故人を悼む記事の 
何度も名前が挙がる人がいて 
それが10人ぐらいだった 

死ぬまで暖められるのは 
10本の指の数の人なのだろうか 

それとも10人の本当に思いを重ねられる人がいれば 
豊かな人生だったと思えるのだろうか 

手を開いてから数えてみる 
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 



by 11hiyo | 2017-04-09 14:02 | sora | Comments(0)

ハロー

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ハローハロー 昨日の私 明日の私 
生まれ変わっても 私は私 
あなたはあなた 



※ 

○期が激・・・ 首が回りません・・・ 


by 11hiyo | 2017-04-05 23:00 | sora | Comments(0)