たなぼた

ゆびわ

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15年ほど前につけていたファッションリング 
本当はもう一色あったけれど 何色だったか 思い出せない 
Cartierの トリニティリングに あこがれた頃の 思い出
# by 11hiyo | 2013-01-23 19:59 | Comments(2)

白鳥

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くー くー 

互いを確かめ合い

心を温めている
# by 11hiyo | 2013-01-22 20:05 | Comments(8)

名古屋

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名古屋駅を半周回ってみることにした。
松本では首から上がないマネキンが増えきっている。
名古屋ではどうだろう。
顔のあるマネキンが主流なのか。
そこに関心があった。


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だが、目にしたのは値札だらけのマネキンだった。
尾張小牧は日本における自由経済のメッカ。
さすが名古屋……?!


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影がきれいな時間だった。


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杖をついたご婦人の影に
歩ける間は 歩こうと 思った。
歩みはのろかった。だが、それは美しい光の中にあった。


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乗り込むべき電車の清掃をしている人の影もまた 美しい光の中にあった。


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電車の中で上の写真を撮った後、私は爆睡していた。
決して、深い眠りなどとはかけない。
自分が自分じゃないぐらい眠っていた。
途中、浦島太郎が余生を過ごしたという「寝覚ノ床」を過ぎたはずだが、
寝覚めぬ床のまま、もう少しで乗り過ごしてしまうような状況だった。
安堵というやつだろうか。
それとも疲れなのか。
もう一泊したかったなあと思いながら松本のプラットホームに降り立つ。

京都は近くて遠い場所だな。
今度は生きのいい時に遊びに行こう。
たくさん、料理も作ってみるか。
おかあさん! と言うしかめっ面を見るのは悪くない。
# by 11hiyo | 2013-01-21 21:42 | Comments(4)

京都駅

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娘の家にたどり着くまでも写真はほとんど撮らなかった。
娘の家から京都駅のホームまでも同じであった。
向かいのホームに大阪行きと博多行きの新幹線が止まった。
万代の過客を映像にしたようだった。芭蕉がこれを見たら仰天するだろうが。

新幹線が名古屋に向けて滑り出した。
娘からありがとうのメールが来た。
涙が出た。

揖斐、長良、木曽川の鉄橋を越えた。
大河である。これが濃尾平野を作った。
そしてこの治水こそが尾張を尾張たらしめたと私は思っている。
加えて、降水に恵まれているこの地では
チグリスユーフラテス川のようなミネラルの集積被害にも遭わずにすんだ。
かの地でも必死に民が鋤をふるったのにである。



それぞれの人はそれぞれに一生懸命で
それぞれの人生をそれぞれに生きている。
その形が今を為している。
為すとは生み出すことだ。


未来はなにも見えない。
けれども、必死に鋤を大地にいれ
灌漑をし、明日を人は夢見る。
それは、自分一人だけの明日じゃないと思う。
受け継いでいってくれるものがある時、
そのものを本当に愛していると思える時、
鋤くのは未来を生きるものへの賛歌に違いない。
それは私を生かしめてくれる素敵なことの大切な一つだ。

等々と……尊大な妄想に耽っている間に名古屋である。
乗り換え時間45分。さて、どこに行こう。
# by 11hiyo | 2013-01-20 21:12 | Comments(6)

京都を後に

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玄関で私はブーツを履いていた。
娘が背後に立って黙っている。
それじゃ、もう一回挨拶をしようと振り向くと、

 もう一泊してほしいけれども……。
 何とかできると思う。
 いなくなると思うと とたんに体がだるく思うね。
 おかしいね、お母さん。
 頑張るね。お母さんもお疲れ様。

などと娘は言った。

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 今度は元気な時に遊びに来てよ、三十三間堂も行こう。
 京都駅の近くだから、今から寄る?
 寄らないの?
 気をつけてね。
 早く元気になるから。

京都を訪ねる約束をして 本当に娘の家を出た。
バス停まで歩いた。

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光が満ちていた。

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時々曇った。
そして また 光が満ちた。

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いろんな建物やいろんな窓があると
その時になって思い、眺められた。
ようやくお上りさんになってシャッターを切りたい気がしたが、
あいにくの比叡颪。
とつぜん、小雪さえ舞ってきた。
まあ、いろいろあるなあと可笑しくさえ思った。
娘の家に行きたくて、なかなか出かけられずにいた。
こんな形だったけれども、一緒に時間を過ごせた。
一緒に暮らしていた時とは違った娘の一面も見られた。
娘の住んでいる町も少し近しく思えた。

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お互いにとって それは充電期間のようなものだったかもしれない。
それに、一度道がついた場所は行きやすい。
桜の咲く4月か、新緑の5月か、炎天の8月か。
訪ねゆく時期を思い浮かべるだけで娘の家までの距離は短くなった。



バスが来た。
# by 11hiyo | 2013-01-20 10:18 | Comments(2)