浅春
瀬を早み 岩にせかるる滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ
崇徳院
保元の乱に敗れた崇徳院は隠岐に流され
その死にあたっても朝廷から顧みられることはありませんでした
ところが13年もたった後
都に不吉なことが立て続けに起こり
これは崇徳院の怨霊の仕業に違いないと
急遽朝廷は崇徳院を祀ることにしたのでした
その後の明治天皇も昭和天皇も
崇徳院への配慮をしているのです
怨霊となった崇徳院の話は雨月物語で読みましたが
百人一首のこの歌はなんともロマンティックにもとれます
雪融け水のこの時期だけ滝となり落ちていく
その透明の水のきらめきに
故あってこの地に積もった水精雪精たちの
また会おうねという声が聞こえるようです
きっと一緒にいることが楽しかったから
また会いたいねと言うのだろうと
この歌を見るたびに
めざめ来る春の喜びを思う私です
崇徳院
保元の乱に敗れた崇徳院は隠岐に流され
その死にあたっても朝廷から顧みられることはありませんでした
ところが13年もたった後
都に不吉なことが立て続けに起こり
これは崇徳院の怨霊の仕業に違いないと
急遽朝廷は崇徳院を祀ることにしたのでした
その後の明治天皇も昭和天皇も
崇徳院への配慮をしているのです
怨霊となった崇徳院の話は雨月物語で読みましたが
百人一首のこの歌はなんともロマンティックにもとれます
雪融け水のこの時期だけ滝となり落ちていく
その透明の水のきらめきに
故あってこの地に積もった水精雪精たちの
また会おうねという声が聞こえるようです
きっと一緒にいることが楽しかったから
また会いたいねと言うのだろうと
この歌を見るたびに
めざめ来る春の喜びを思う私です
by 11hiyo
| 2017-03-27 22:12
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