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たなぼた

黄昏は人恋し

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夕日の あの一瞬の輝きを 
有終の美と述べた先人は 少なくとも私のまわりには多数いた 

人生が終わる前に それがたとえ一瞬であろうと 
輝く時間を持てるよう 人は務めねばならぬと 
急に文語調っぽくなって 
みな口をつぼめた 

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若い時は そうした思想に触れる機会も多かったけれど 
もうこの年になれば だれも 私には説教してくれない 


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先達の重みのある言葉とは裏腹に 
私なぞは 

黄昏は人恋しい 

などと愚痴をこぼすだけで 
説教らしい説教ができる人生ではなかったなと 
ぼんやり日暮れ時を過ごすのだ 






すっかり忘れていたお仕事の督促が来て 頭真っ白です・・・ 💔

by 11hiyo | 2019-02-01 18:53 | sora | Comments(2)
Commented by shizuku0826 at 2019-02-01 19:18
こんばんは♪
久しぶりにコメ欄オープンでしょうか(✿。◡ ◡。)

本当にこの歳になれば
黄昏は人恋しいです。
なんて綺麗な夕陽なんでしょう..'.°☽
で、
数日前のブログにせつな切な過ぎました。
踏切の音←幼き頃を思い出しほろり.+*:゚+。.☆
雪の黄昏、またまた切なすぎる
Commented by 11hiyo at 2019-02-01 23:40
>雫さん

おこんばんは~
お久しぶりです。
 (*^o^*)

信州は、ほんのちょっと山に入ったら
美しいだけではない、自然の厳しさが随所に見られます。
それでも、その厳しさを生き残って、春を迎え取りたちはつがい緑はそよぐと思うと
こんな景色の中にも希望が見えてくるから
不思議です。
自然も泣いたり笑ったり怒ったり大忙し。
でも、おごらないなって、いつも思います。
いつだって懸命だと。
人間も自然の一部なのですから
やっぱり懸命に生きねばなりませんね。
とかなんとか一人、山の神様と対峙します。

踏切の音。
あれは音の中でもっとも不快に感じる音を組み合わせたと
聞いたことがあります。
けれども個人的には好きな音です。
 不協和音大好き・・・
踏切を待ちながら考えたこと、
話したこと、見えたこと、
今でも数十年前の画像が鮮明に蘇ることがあります。

夕焼けにずーっと線路が延びていく、
お仕事が終わって温かい家族のいる食卓へ。
そんな夢を載せて黄昏のレールはずっと光っている気がします。

コメントありがとうございます。
私は元気です^^

雫さんもずーっと元気でいて下さいね。