Night Procession
スティーブン・ギルは2014年に倫敦からスウェーデンに転居した
ギルはスウェーデンの広大な荒野や鬱蒼とした森
一見何もないような森の生命の存在を
赤外線フラッシュと動きを検知するカメラで捉えた
そこには人間の知らない世界がパラレルワールドとして広がっていた
その場所特有の何かを作品に取り込むために
「葉」から抽出した樹液を染料にしてプリントを作った
会場ではギルが覗いた夜の森を再現すべく
ボックスののぞき窓から暗がりの森を覗く装置が設置されていた
上の3枚の画像を合成すると 梟が画面から飛び出してきた
私たちは 覗き窓からギルの森を見た後
子どものように降り積もった落葉の上を練り歩いた
黄葉した蔦と
不思議な雲のある空
子どもに返ったみたいに
蔦の絡まる洋館の裏庭で遊んでいた
by 11hiyo
| 2019-11-09 18:33
| asita
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